こんにちは。鼎です。
いよいよ間近に迫ってきたセンター試験。
国立大学志望の受験生はもちろんのこと、私立大学をセンター利用で受かりたいと思っている受験生も少なくないはず。
今回はセンター試験で89%をとり、早稲田をセンター利用で合格した鼎の経験から、センター試験で気を付けなければいけない点を分かりやすく話していこうと思います!!!
センター試験で失敗しないために
事前準備は必ずしよう
物事の失敗を避けるうえで重要になるのが本番に向けて準備をすることです。
センター試験が初めての入試本番。
そんな受験生がほとんどだと思うので、一層のことこの準備をしっかりする必要があるのは言うまでもないですよね。
センター試験を受ける上で必要な事前準備を勉強面とそれ以外に分けてみていきましょう。
勉強面
センター試験で失敗しないためにはまずセンターの形式で力を出せるようになっておくというのがかなり重要になってきます。
なぜならセンター試験は他の入試に比べ難易度は低いものの時間がかなりタイトですべてマークという特殊な試験だからです。
つまり時間との戦いになってくるわけです。
そんなセンター試験を時間内に解き切るのには次に挙げる二つの力が必要になってきます。
一つはその科目に対する本当の実力。
いくら小手先の技術でセンター試験を攻略しようとしても、いずれ限界が来てしまいます。志望校に合格するには、しっかりとした実力が必要なのは多くの人が納得すると思います。
当然センター試験の準備段階として、志望校に見合ったレベルまで学力を引き上げるというのは必要なことなので、割り切って勉強しましょう。
その為の記事はこのサイトにたくさんあります。
そしてもう一つのつけなければいけない力が、その実力をセンター試験という形式の中で余すことなく発揮することができる能力です。
いくら実力があったとしてもそれを100%発揮することができなかったら結果は出ません。
この力も併せてセンター試験の準備なわけです。
直前期には各科目の赤本を使用して、本番どのような順序で解いていくのかや選択肢の選び方などを自分なりに決めましょう。
ちゃんとした実力があるのにもかかわらず、センターの形式に慣れていないがために最後まで解き終えることができないのは勿体ないです。
繰り返し赤本の選択肢に出会うことで、選択肢のどこをみれば答えが導けるかが分かってきます。
分からない問題を諦めるタイミングや解けるとこだけを見極めて解くという技術は、普段の勉強で身に着けるのは難しいことだと思います。
必ずセンターの過去問で方針を固めましょう。
過去の記事でも書きましたが、重要なのはこの二つの力をつけるために勉強する順番です。
多くの人はまだ実力が不十分なのにも関わらず、小手先の技術だけで乗り切ることに精一杯です。
まずは真の実力を身に着けるところから。
詳しくはこの記事を参考にしてください。
勉強以外の面
事前準備には勉強面以外のことも含まれます。
いくら本番で点数を取るだけの実力をつけても、センター試験会場にたどり着けなければ意味がありません。
余計なことで失敗しないためにも必ず次の事柄には気を遣うようにしましょう。
センター試験会場の下見をする
センター試験の会場が普段から行ったことのない場所である受験生も多いと思います。
いざ行ってみたら道に迷ったなんてことになったら今までの努力が水の泡ですよね。
そうならないためにもセンター試験の会場には本番の前に必ず行くようにしましょう。
どの電車に乗ってどの道を行けば着けるのか。
一回でも確認しておくことによってセンター試験本番でも余計な心配をせず受けることができます。
持ち物は事前に準備しよう
消しゴムを忘れた!なんてことになったらたとえ解決できたとしてもドキドキしたまま本番に挑むことになってしまいます。
遅くとも前日までには持ち物を準備して、当日の朝余裕をもって出発しましょう。
オススメなのはマーク用の鉛筆を用意しておくことです。
マークを確実に早く塗るのに役立ち、時間短縮の役割も果たしてくれます。
チョコや頭痛薬もあったほうがいいですね。
時計なんかは意外と忘れがちなので、腕時計のほかに小さな時計を入れておくと何かあったときに安心だと思います。
受験票だけは絶対忘れんなよ!!!!
トイレの位置の確認
緊張すると不思議と回数が増えるのがトイレ。
急におなかが痛くなったのにトイレが無い。
トイレにたどり着けてもどこも空いてない。
そんなことになったら最悪です。
当日の朝は少し余裕を持って家を出て複数のトイレの位置を確認しておきましょう。
また、時間との勝負であるセンター試験中にトイレに行きたくなるのは避けたいです。
毎回始まる前に言っておくのを推奨しますし、逆に行きたくなってしまったらすぐに手を上げて試験官にトイレに行くことを伝えましょう。
我慢していては解ける問題も解けません。
恥ずかしがらずに手を上げることも勇気です。
ここまでセンター試験の事前準備を確認しました。
成功はしっかりとした準備の先にあります。
準備不足で失敗すると一生後悔するので、人事を尽くして天命を待つの言葉通り、自分にできる最大限の準備をして挑みましょう。
次はセンター試験本番中の心構えです。
センター試験での心構え
センター試験に緊張はつきものです。
僕も受けてきた試験の中でセンターの数学が一番緊張したのを覚えています。
そんな緊張とどう戦っていくかをセンター試験で具体的に見ていきましょう。
受ける前の心構え
センター試験を受ける前の心構えとしては、まず満点を目指さないことが重要です。
時間の制約が厳しいセンター試験では、一問にこだわって時間を使ってしまい、最終的に解けるはずの問題が解けないのが一番避けたい状況であるということを頭の中に叩き込んでおいてください。
満点を目指してしまうと、勇気をもって諦めて次の問題に進むことがしにくいですし、満点をとれないと分かった後の精神状態も悪くなってしまうことがわかると思います。
多少失敗しても次で取り返せばいい。
そんな気持ちで取り組むのがいいと思います。
また、分からなくてもいいのでマークは必ず最後まで埋めるようにしましょう。
そして終わった後はマークを埋めたんだから満点の可能性もあるじゃんか。
そのくらいの気持ちでいることが大切になります。
始める前には満点は取らなくていいと思い、終わった後は全く分からなかったとしても、マークを埋めたんだから満点かもしれないな。
状況に合わせて都合よく考えましょう。
結果が良いか悪いかは最後に自己採点すれば嫌でも分かることですから、それまでは受けた科目はすべて満点の可能性があって、これからの科目は満点を取らなくても大丈夫と自分に言い聞かせながら乗り切りましょう。
僕はセンター試験本番は常にこの思考でした。
数学とかも分からない問題があったんですが、必ずマークすると決めていましたし、適当に塗った数字が合っていると根拠もなく最後まで信じていました。(もちろん違った)
結構自信のある心構えなので、これからセンター試験本番を迎える受験生は是非実践してもらえればなと思います。
また本番で緊張して実力が出せないという受験生に向けては過去に記事を書いています。
こちらも併せて読んでおいてください!!
やらかしたときの切り替え
いくら自分に信じ込ませていたとしても、明らかにやらかしてしまったと感じることもないとはいえないのがセンター試験です。
僕の同級生の東大志望の理系の友達はセンター数学の確率の問題で、焦りからかサイコロの7の目まで考えてしまい、当然全く解答欄の数値と合わずに得意の数学でぼろぼろだった人がいました。
毎回満点近くとるその友人は結果的に数学のⅠAは67点と東大には厳しい点数に。
その流れを断ち切ることができずに、数ⅡBもらしくない結果になってしまいました。
本人も終わった後相当落ち込んでいたのを覚えています。結局その友達は東大理Ⅰにわずか2.7点で不合格となりました。
僕はこの原因は数ⅠAではなく、そのあとの数ⅡBにまで気持ちを引きずってしまったことにあると考えています。
そのあと切り替えて最善を尽くしていたら合格できたでしょう。
終わった科目に関しては何をしようとも点数が変わることはありえません。
そのあとできることは残りの教科で自分のできることをすべてやるだけです。
満点を取れているかもしれないと思いこむこともできないほどやらかした。
それでも切り替えて前だけを見ていきましょう。
センター試験の自己採点
センター試験で失敗しないために気を付けるべきことで、意外とやってしまうのがこの自己採点。
毎年1日目と2日目の間に自己採点をして、絶望したまま2日目の試験を受ける人たちがいます。
今ここで僕と約束をしてください。
試験が終わるまでは自己採点は絶対しないと。
自己採点はたとえ結果が良かったとしても、悪かったとしてもメリットがありません。
程よい緊張感をもって試験に挑むには、たとえいつものできが半分くらいだとしても、自己採点はしていないけれど満点の可能性もまだ残っているし次も頑張ろう。くらいがちょうどいい精神状態になっているわけです。
良くて緊張の糸が切れてしまっても、悪くて絶望の中試験を受けたとしても、自分の最高のパフォーマンスを出せる精神状態とは言えないわけなんですよね。
いくら周りが自己採点してようが、その話題で盛り上がっていようが、自分は最後まで自己採点はしないぞと心に決めてください。
どうせ最後には自己採点するんですから、一日くらいは自分の気持ちを抑えましょう。
最後にもう一回大切なことをまとめます。
まとめ
pointセンター試験で失敗しないためにはまず事前にしっかりとした準備が必要。
徹底した準備の上にに成功は現れる。
準備が整ったら本番での心構えを学ぼう。
本番中はどんなにできなかったとしても満点を取った気になっていればいいもの。
そして最後のこれだけは約束してほしい。
最後まで自己採点はしないこと。
メリットがないことをする必要はない。
センター試験に失敗しないための対策はいかがだったでしょうか。
どれだけ対策を知ったとしても、本番まで不安は消えません。
不安な中戦っていくのが受験ってものです。
みなさんの喜びの報告を楽しみにしてます!
今回は以上になります。ではでは!!
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