みなさんこんにちは。
現役東工大生の鼎です。
みなさんは大学受験勉強をするにあたってインプットとアウトプットを意識しているでしょうか。
どれだけ頑張ってインプットしても、その知識をアウトプットできなければ点数につながることはできません。
今回はそんなアウトプットに関して詳しく解説していこうと思います。
勉強して知識はつけているつもりだけどいまいち点数が伸びない。
そんな受験生にはかなり参考になる記事になっているので、ぜひぜひ参考にしてみてください!!
アウトプットの重要性
知識はアウトプットできないと意味がない
最初に少し語句の説明をしておくと、インプットとは新しい知識を入れる作業。
そしてアウトプットはその得た知識を使う作業です。
受験生に気を付けてほしいのは、「アウトプットまで含めて勉強であり、インプットとアウトプットが両方できていないと成績には結びつかない。」というととです。
知識というのは使うこと前提で覚えなければなりません。
使うことを前提として、使い方を想像してインプットの勉強をしているのと、ただただ知識を覚えているのでは大きく効率に差が出てしまいます。
そしてアウトプットを前提として勉強していれば、インプットの勉強も中途半端にはなりにくいと思います。
例えば英単語のインプットとアウトプットを考えてみましょう。
僕は英単語の覚え方はいろいろなところで紹介しており、いつも強調しているのは一秒にかける時間を減らして何周もしようということです。
詳しくはこちらをご覧ください。
これがインプットなのに対して英単語のアウトプットはどのようなものでしょうか。
英単語が出てきたときにとっさに意味が出る。
これがアウトプットです。
いくら英単語を覚えたところでそれが思い出せなければ意味がありません。
そして長文中で読みこなせるレベルとなると、英単語を見た瞬間に意味が出てくるくらい練習している必要があります。
これを意識して勉強できているかということです。
英単語をそれなりに覚えていますという受験生に英単語の意味を聞いてみると、3秒くらい考えてから思い出す単語が多かったりします。
これでは本番で使える知識とは言えないんです。
しかし本人はそこに問題があるということに気づいていません。
なぜならアウトプット前提の勉強になっていないからです。
最初にこの知識を使うということを想像して初めて意味のあるインプットになるわけです。
これは数学などどんな教科にも言えることです。
公式を覚えるときはどんな状況で使う公式なのか考えていなければ意味がありません。
解法パターンを覚えることもどんな問題の時にどう使うかを考えて初めて意味があるんです。
ぜひアウトプット前提の勉強というのを意識してみてください。
インプットとアウトプットのバランス
具体的な勉強法で重要なのは、インプットに偏りすぎてもアウトプットに偏りすぎてもいけないということです。
アウトプットが不足している例は先ほど話しましたが、インプットが不足している受験生も多くいます。
例えば英単語や英文法の知識が十分でないのに長文ばかり読む勉強や、数学の典型パターンが頭に入っていないのに難易度の高い応用問題ばかり解いている勉強がそれにあたります。
どちらも成績を伸ばすのは難しくなってしまいます。
今自分の勉強法を省みて、もしどちらかが不足している場合は修正していきましょう。
当然勉強の順番はインプットからアウトプットという順番ですが、そのインプットはアウトプットを意識して行わなければならないのが難しいところです。
毎日意識しながら勉強するのは難しいと思いますが、きっかけがあるたびに確認してみてください。
思考法のアウトプット
そしてこのインプットアウトプットの話はなにも勉強だけに限った話ではありません。
こうやって勉強法や思考法を学んだら、それをぜひ実践してみてほしいんです。
僕も普段から勉強法をたくさん紹介しています。
これらの記事で勉強法を知るのはいいのですが、それを実践してみて自分の血肉化することこそに意味があるのであって、ただただ知識だけをつけているのはただの勉強法オタクです。
受験気になるとそういった勉強法オタクや参考書の知識にやたら詳しい参考書オタクが出てきます。
こういった人たちはなかなか結果を出すことができません。
なぜなら勉強と同じでインプットした知識をアウトプットする練習ができていないからです。
せっかくいい情報を得たのならばそれを自分で再現できるまで落とし込んでほしいと思っています。
そのために頑張って記事を書いているんでね笑
それでは今回の記事のまとめに入っていきましょう。
アウトプットまとめ
point勉強はインプットとアウトプットが揃って初めて意味を成す。
その両者のバランスを取ろう。
インプットする際もアウトプット前提の勉強をすべき。
こういった勉強法も実践してみて初めて意味がある。
せっかく納得した情報があるのならば、行動して結果のつなげよう。
今回はアウトプットに関して話してみました。
実は勉強法にはインプットとアウトプット以外にも、攻めの勉強と守りの勉強という分け方があります。
勉強を客観的にとらえるのに使えるので、併せて読んでみてください!!
今回は以上です。
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