こんにちは!現役東工大生の鼎です˙꒳˙)
僕が受験生と話していると、たまに気になることがあります。
「この単元はまだ授業で習ってないんで…」
恐らく本人は何気なく言ったことだと思います。
でもこれ結構危険な考え方だったりするわけです。
何故そう思うのか。
そういった人はどうすればいいのか。
今回はそんな話をしていこうと思います!!
この記事で伝えたいことが伝わらないかもしれないので、できれば最後まで読んでくれると嬉しいです。
授業で習ってない!?
受験勉強は自分次第だ
「まだ習ってないので勉強できません。」
この言葉が意味するところは「未知の領域の勉強=授業で教わらなければならない」という思考停止状態だと思っています。
僕たちは9年間の義務教育にどっぷりつかることで、勉強は授業が主体であるという価値観を刷り込まれているわけです。
授業で習わなければ分からない。
本当にそうでしょうか。
授業で学ぶことのメリットはたくさんあります。
しかし僕が今回あえてこの話を取り上げたのは、「成績を伸ばすために必要なのは自分自身による勉強」という当たり前の事実を忘れている人が多すぎると思ったからです。
例えば次の例を考えましょう。
授業で習ってないという思考回路模試である単元の成績が悪かった。
↓
原因はどこにあるんだろう。
↓
まだ勉強してないからだ。
↓
なんでまだ勉強してないのか。
↓
授業で教わってないからだ。
僕はこの一連の思考回路の中に「勉強=授業を受けること」という構図があるように思えてなりません。
分かりやすい授業を受けたから成績が上がるわけではありません。
予備校に通ったから成績が伸びるわけではありません。
勉強というのは自分自身で何度も何度も繰り返して、理解して、咄嗟に出るレベルまで落とし込んで初めて成績が伸びるんです。
授業はそのための手段でしかないわけです。
これが分かっていないと、大学受験で失敗してしまう可能性が高い。
そんなものを考えずに選んで、振り回されちゃダメなんすよ。
時間も自信も無駄になります。
自分自身で主体的に勉強するという意識がないがために、塾や予備校で言われるがままに講座を取らされ、結果を出せずに終わってしまった受験生をたくさん見てきました。
もう一度言いますが、学校も塾も予備校も僕が勧めている参考書でさえも受験勉強の中の「道具」のひとつにすぎません。
成績を伸ばすため、結果を出すために自分自身で選択して、それを使い倒してこそ意味があるんです。
大学受験は正しい勉強をすれば必ず成績は伸びます。
しかしその正しい勉強の中には、授業を受けなければならないなんて条件はこれっぽっちも含まれていません。
いいですか。
学校や予備校で行われている授業の内容のほとんどは、あなたが持っている教科書や参考書に書いてあります。
「初めて習うのは授業の方が分かりやすい。」なんてのはただの植え付けられた幻想にすぎないんですよ。
だって今までの自分自身での勉強の中で、授業では扱わなかった内容にぶつかり、理解し、解けるようになった経験なんていくらでもあるはずですよね。
間違えないでください。
今回の話は別に授業や学校、予備校を批判しているわけではありません。
世の中にはありとあらゆる情報が混在しています。
学校の授業をベースにすべきだ。
予備校に通わなければ難関大合格は難しい。
参考書が一番効率的な勉強法だ。
このどれも別に正しい正しくないという判断はできません。
大切なのはその情報を鵜呑みにしたり、頭ごなしに否定するのではなく、自分の頭で正しいか考え、無駄な部分は削ぎ、正しいと思う部分だけ参考にするってことなんです。
学校がどうとか、授業がどうとかじゃなくて、自分が、自分こそがどんな手段で勉強するかなんです。
その結果として授業を手段として使うならもちろんそれは立派な選択です。
そーゆーことなんですよ、今日伝えたかったのは。
授業がくそだとか。
参考書がいいとか。
そうじゃなくて。
「何か学ぶときはとりあえず授業でしょ。」っていう固定観念を捨てようぜって話です。
あなた自身が考えに考えた末の勉強をしてほしいんです。
まぁそうはいってもいきなり自分で勉強しろって言われて、何をすればいいか分からない人もいると思います。
そんな人のために、僕が学年258位から早慶や東工大に現役合格した経験から、各教科の勉強法と思考法、そして最初に読んでほしい記事をまとめたページがあります。
自分で自分の道を切り開いていくぞ。
そう決めたなら、その具体的な方法まで是非併せて見てみてください。
正しい勉強を自分自身で完成させていく。
その心掛けがあれば必ず成績は伸びます。
正しい勉強法というのはそういうものです。
それではこの記事のまとめに移りましょう。
まとめ
point「まだ授業で習ってないから勉強できない。」
そんな思考停止状態からは抜け出そう。
自分自身で勉強する方法なんていくらでもある。
それを考えることこそが大切。
授業も予備校も参考書もすべて手段。
どれをどう使うかは自分で決めること。
その選択を誤らないためにも、正しい勉強法を学んでいこう。
今回は以上です!!
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