数学の参考書のランキング。
ついに、発表します。
過去にたくさんの参考書を紹介済み。
しかし、みなさんが気になることは、
「で、実際に一番はどれやねん」
↑実際は、これだと思うんですよね。
その参考書を、今回発表してしまいます。
使う人やレベル、志望校によって使うべき参考書が違うのは百も承知ですが、今回はあえてランキング形式での紹介を行います。
- おすすめ参考書ランキング1〜5位
- 惜しくもランキング外の参考書
- ランキングを参考にする際の注意点
この流れで、進めていきますね。
参考書選びの参考になれば幸いです。
おすすめの数学参考書ランキングを、5位まで紹介です


大学への数学 1対1【1位】
堂々の一位は「1対1」ですね。
僕が受験期に利用していた参考書でもあり、東工大入試本番での数学の点数を250/300まであげてくれた大きな要因です。
概要
【解説の丁寧さ】★★★
【身に付く力】★★★★★★★
【推奨偏差値帯】55 〜 70
【講義系or問題集系】問題集
【問題数】標準
【推奨利用時期】中盤 ~ 直前期
【総合オススメ度】★★★★★★
解説は割と難解です。
「なんでこんな解き方をするの?」
そう思うことがたまにありますが、レベルアップして難問に挑んだ際に、その解説が愛だったと分かるような感覚。
この一冊で終わりではなく、より高いレベルに挑戦する受験生には、特にオススメしたい参考書ですね。
基礎問題精講【2位】
2位は「基礎問」の愛称で知られる基礎問題精講です。
理系で難関大に挑戦したいけれど、入試問題のレベルになると全く歯が立たない。
そんな高校生の足がかりになる一冊です。
概要
【解説の丁寧さ】★★★★★
【身に付く力】★★★★
【推奨偏差値帯】40 〜 60
【講義系or問題集系】問題集
【問題数】少なめ
【推奨利用時期】序盤 ~ 中盤
【総合オススメ度】★★★★★
無駄のないまとめられた解説。
難しすぎず簡単すぎない問題選び。
あらゆる点から最初の一冊におすすめです。
初めから始める数学【3位】
3位は「はじはじ」の愛称で知られる初めから始める数学。
今回のランキングで唯一の講義系参考書ですね。
他の参考書と比べれば、知名度こそ劣りますが、受験業界では言わずと知れた名著となっています。
概要
【解説の丁寧さ】★★★★★★★
【身に付く力】★★
【推奨偏差値帯】〜 55
【講義系or問題集系】講義系
【問題数】かなり少ない
【推奨利用時期】序盤
【総合オススメ度】★★★★★
注目すべきは、他とは一線を画す圧倒的な解説の分かりやすさ。
式変形も一つ一つ丁寧に書かれています。
「授業について行くことができない」
「文系で、数学ⅡBの知識はほとんど忘れた」
こうった数学を苦手とする受験生には、僕はまずこの一冊を勧めています。
入試の核心 標準編【4位】
聞いたことがない人も多いかもしれません。
しかし、典型問題を抑える上で非常に良くまとまった参考書になっています。
概要
【解説の丁寧さ】★★★★
【身に付く力】★★★★
【推奨偏差値帯】55 ~ 70
【講義系or問題集系】問題集
【問題数】標準
【推奨利用時期】中盤 ~ 終盤
【総合オススメ度】★★★★
一対一をやるほど上は目指していない。
でも、青チャートは量が多すぎて無理。
そんな痒いところに手が届く、渋い参考書なイメージですね笑
青チャート・フォーカスゴールド【5位】
これはわざわざ説明はいらないでしょう。
参考書の中で最も有名であろう「青チャ」ですね。
ほぼ同じ立ち位置のフォーカスゴールドも合わせて、5位にさせていただきました。
概要
【解説の丁寧さ】★★★★
【身に付く力】★★★★★★★
【推奨偏差値帯】55 〜 75
【講義系or問題集系】問題集
【問題数】かなり多い
【推奨利用時期】中盤 ~ 終盤
【総合オススメ度】★★★★
完璧にしたらほぼ全ての大学に対応できるであろう青チャート。
やはり特筆すべきはその網羅性ですね。
やりきれない受験生が多発するため、この順位での紹介となりましたが、完成させた時のレベルアップはどの参考書より大きいと思います。
ちなみに、僕は心が折れました。
惜しくもランキング外になったおすすめ参考書

やさしい理系数学
僕が一対一の後に使った参考書である「やさ理」。
「やさしい」と書いてあるのにも関わらず、内容は早慶レベルとなっており、詐欺と言っても過言ではないといった印象です笑
難関大学を目指す受験生にとって、典型問題と過去問を繋ぐ役割を果たしてくれると思います。
ランキングに入れなかった理由としては、稀に簡単すぎる問題・難しすぎる問題が出てくる点ですね。
これがなければ満点です😌
数学 標準問題精講
一対一や青チャ、核心といった典型問題を扱う参考書の一角である標問。
これも素晴らしい参考書だと思います。
ランキングに入らなかった理由としては、ⅠAとⅡBⅢの間で難しさが大きく変化するからですね。
数ⅠAは割と標準的なのですが、ⅡBからいきなり難易度が上がる。
ちょっと取っつきにくいですが、いい参考書なのは間違いありません。
文系数学の良問プラチカ
やさ理と比べられることが多い「プラチカ」。
この参考書は東大受験生から絶大な信頼を置かれている参考書です。
「青チャ → プラチカ」という黄金ルートは、進学校の定番となっています。
個人的には見た目も好きですね😌
ランキング外の理由は、ⅠAⅡBに比べて数Ⅲが難しすぎるから。
扱いが少し難しいですね。
数学の参考書ランキングで重要な点

【盲点】参考書はどう使うかの方が大切
今回参考書のランキングを作成しましたが、参考書は「何を使うか」よりも「どう使うか」の方がよっぽど重要です。
当たり前ですが、ランキング1位の一対一を使っていて、受験に失敗した受験生は山ほどいます。
自分に合う参考書を見つけるのはあくまでスタート地点。
勝負はこれからどう完成させていくかです。
- 今まで参考書を完成させたことがない
- 未完成の参考書が山積み状態
- 参考書の進め方が良くわからない
そんな受験生でも確実に力そつけられるように、参考書の使い方を詳しく解説した記事があります。
数学の参考書の使い方はこちら
https://showd1009.com/2019/01/21/post-2505/
記事の名前こそ「青チャートの使い方」ですが、数学の参考書全般に使える勉強法なので、ぜひ参考にしてみてください。
ランキングの最後に伝えたいこと

今回の記事の要約
point僕のおすすめ数学参考書ランキングは次の通り。
- 一対一
- 基礎問
- はじはじ
- 核心
- 青チャート
参考書は「何を使うか」も当然大切だが、「どう使うか」の方がはるかに重要。
自分に合う参考書を選び、適切な方法で完成させていこう。
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