【短期集中の全て、教えます】
「勉強って一教科に絞ったほうがいいの?」
「でも一教科に絞るのって不安じゃない?」
↑上記の疑問を完全解決します。
こんにちは。
現役東工大生の鼎です。
今回は短期集中の勉強についてです。
何故1日に全教科やる勉強法がだめなのか。
教科を絞るとどんないいことがあるのか。
そんなことを話していけたらなと思います。
短期集中で一教科に絞るメリット

なぜ短期集中の勉強がいいのか。
まずはそのメリットを解説です。
メリット①:暗記効率が最大になる
これは分かりやすいですが、短期集中したほうが暗記効率は良くなりますね。
具体例として英単語を考えてみましょう。
僕の学校では1週間に50単語テストがありました。
システム英単語の単語数は約2000単語。
ノンストップでテストしたとしても、40週かかりますね。
このテスト対策だけを行なったとしたら…
二周目に入ったとしても、最初の単語はほぼ「初めまして状態」でしょうね。
英単語を本気で覚えたいと思ったなら、1日100単語進めるくらいでないと忘れるペースの方が早くなってしまいます。
1日8時間を5日間続けるのと、1日1時間を40日続けるの。
総勉強時間は同じですが、終わった時の記憶の定着度には大きな差がありますね。
特に勉強を始めたての知識を入れなければいけな時期は、たくさんの教科をバランスよく勉強するのは危険。
圧倒的集中で、一定のレベルまでノンストップです。
余談になりますが、暗記効率をあげたい人はこの記事も必読です。
メリット②:その教科のコツをつかめる
これも大きなメリットなのですが、一教科に集中して大量の時間を投資すると、その教科の勉強のコツを掴めてきます。
そして、何より嬉しいのは、このコツは他教科にも応用可能ということです。
例えば英単語を覚えるコツを掴むと、数学の典型問題を覚えるのに役に立ったりしますね。
これは完全に実体験です。
「暗記方法は何がいいのか」
「分からない時の答えを見るタイミング」
「復習の頻度」
こういったものを見極める目が鍛えられると思います。
(あまり論理的じゃなくてスミマセン)
この感覚を掴めないまま、バランスよく勉強を進めると、あとちょっとで掴めそうな感覚をみすみす逃しかねませんね。
ちなみに、個人的に「勉強の感覚をつかみやすい」かつ「誰でもすぐに実践可能」な勉強は英単語だと思っています。
気になる方は英単語帳の勉強法参照です。
メリット③:余計な迷いが減る
一教科に絞ると、迷いが減りますね。
「今日は何の勉強をしようかな…」
「あれ、復習しなきゃいけないのって何だっけ」
こういった悩みは、ジリジリと脳のエネルギーを消費します。
悩んで決断を下すという行為は、思いの外負担。
特に序盤は極力すべきではありません。
ぶっちゃけ、受験勉強を始めたての受験生が、いろんな教科の計画を完璧に管理するのは不可能ですね。
一教科でもマジ無理ゲーです。
まずはやるべきことを絞る。
これをやると、やる気の温存もできます。
繰り返しですが、決断の排除は重要です。
【悲報】序盤に絞るべき教科は決まってます
これは受験期定盤限定の話ですが、絞るべき教科というのは決まっています。
それが「英語」と「数学」のどちらかです。
理由をまとめるとこんな感じ。
- 極めるのに時間がかかる
- 復習の時間が短くて済む
- 配点が大きい試験が多い
- 安定して得点源になる
理科や社会を短期集中するのもいいですが、これを序盤に行ってしまうと、この先覚えた知識を保つための復習がシンドイです…
英語や数学であれば、一旦ある程度のレベルになると、しばらく何も手をつけなくても得点源になりますね。
「化学がめちゃめちゃ好き。」
「日本史ならいくらでも勉強できる。」
↑これであれば、理社を序盤にやるのもOK。
それ以外であれば、短期集中するタイミングは中盤以降で十分ですね。
英語と数学の勉強法については過去記事参照です。
短期集中についての反論を論破します

一教科に絞るという話をすると、よく聞かれる質問があるのであらかじめ答えておきます。
だいたい質問は2つ
- 短期集中だと、前やったこと忘れない?
- 受験期ずっと一教科集中なの?
これにお答えします。

短期集中だと、前やった内容を忘れる?
短期集中が効率がいいことはわかった。
でも、次の教科入ったら忘れちゃわない?
これは非常にもっともな意見です。
確かに、その通りの部分もありますね。
どういうことかというと、短期集中しても極めきれないと、次の教科にいったときに忘却の彼方に消えてしまう可能性があります。
例えば、英単語帳を短期集中で3周したと。
これで次に数学に集中したら、おそらくこの単語は綺麗さっぱりですね。
なぜなら、これらの記憶は長期記憶になっていないからです。
人間の記憶は短期記憶と長期記憶に分かれていて、脳の異なる場所に保存されています。
繰り返し暗記していると、あるタイミングで長期記憶に変わるわけです。
こうなればちょっとやそっとじゃ忘れないです。
これが僕たちが「apple」という単語の意味を忘れない理由。
おそらく10年後に意味を聞かれても覚えてますよね。
もちろん細かい内容を忘れることはあります。
人間忘れる生き物ですからね。
定期的な復習は必須です。
このとき万が一忘れていたとしても、なんども繰り返した記憶ならすぐに蘇ります。
「忘れかける」 → 「思い出す」
この「あー!そうだったそうだった!」が記憶をさらに強固なものにしてくれますね。
さらにいうと、勉強のコツや理解した内容はちょっとやそっとで忘れるものではありません。
自転車の乗り方と同じですね。
一回できるようになったら一生ものです。
徹底的に繰り返して長期記憶に定着させたら、大切な情報は他のことを勉強しても忘れません。
最初は心配しなくて問題なしです。
目の前の勉強に全振りですね。
とはいえ、短期集中は序盤だけです
受験勉強の間、ずっと一教科ずつやるの?
これに関しては答えはNO。
なぜならば、どうしてもしなければならない復習が積み重なっていくからですね。
短期集中である程度のレベルまでいったら、今度はそのレベルを維持しつつレベルアップを目指さなければいけません。
それには応用問題の演習に加えて、基礎の復習が必須になってきます。
すると、当然終盤になるにつれて教科が増えていきます。
これが受験生のあるべき姿ですね。
全教科基礎は積み上がった。
あとは復習しつつ、過去問などで実践力を養う。
この段階では毎日各教科をバランスよくでもOKです。
勉強にも慣れているはずですからね。
ただし、もう一度繰り返すと、これを初心者がやると全て中途半端になりがち。
要注意です。
【まとめ】まずは短期集中の勉強です

point最も効率のいい勉強は短期集中。
1日に全教科やるのではなく教科を絞れ。
次の内容をやっても忘れない。
それこそが完璧にするということ。
短期集中で圧倒的努力ですね。
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