こんにちは。
現役東工大生の鼎です。
先日こんなツイートをしました。
ふと、僕が受験生に戻って、知識ゼロの状態からの再スタートを想像してみたのですが、確実に難関大の合格は可能ですね。
なぜなら、今の自分には伸びるための考え方が身についているからです。
まず最初にやるべきは「英単語のインプット」。英語には大量の時間を投資して、最速でレベルを上げます😌
— 鼎[Kanae]@とーこーだいせい。 (@hu_ncf) 2019年5月18日
上記を深掘りします。
僕は0から初めても合格する自信ありですね。
誰でも再現可能な道筋を紹介していきます。
0から始める受験生生活

突然高三の4月に時間が戻り、勉強してきた記憶もすべてリセット。
考えたくない話ですね笑
とはいえ、僕は再度難関大学合格を目指して勉強を始めると思います。
今の思考法を持ってやり直せる「強くてニューゲーム」でああるのであれば、僕はどのような道を行くのか。
これはこれから受験勉強を本格的にしようと思っている受験生は、ぜひ自分に重ねてみて、これからの勉強の指標にして見てください。

【結論】最初は英単語を極める
結論ですが、最初は英単語を極めます。
実は僕が実際の受験生だったときも、最初に手をつけたのは英単語帳でした。
英単語を極めるメリット一覧
英単語を最初に勉強するメリットは下記の通り。
- 知識0からでも勉強可能
- 単純暗記なので迷いがない
- 英語の下地が出来上がる
- 一冊を完成させた自信がつく
- 参考書を完成させるコツをつかめる
このように、英単語帳を完成させると予想以上にメリットがでかいので、個人的には初動は英単語一択です。
過去に高校1・2年生がやるべき勉強を紹介した記事を書きましたが、そちらでもまずは英単語を勉強することを勧めています。

しばらくは英語にフルコミットです
英単語だけに関わらず、しばらくは英語の勉強に多くの時間を割きますね。
具体的なメニューを示すとこんな感じ。
【平日(6h)】
英単語(2h)・英文法(2h)・数学典型問題(2h)
【休日(8h)】
英単語(2h)・英文法(2h)・英語長文(1h)・数学典型問題(3h)
※あくまでも一例です。
というのも、英語という科目の性質上、成績を伸ばすのに時間がかかり、上がってからは安定して得点源になるからです。
これは実体験なのですが、高三の9月に英語を完成させてからは、12月までほとんど英語に触れていなくても成績を維持することができました。
物理や化学に特化することも、その教科が大好きであるならば素晴らしいことですが、最初に理科科目を完成させてしまうと知識の維持にかなりの時間を投資する必要があります。
ぶっちゃけ悪手ですね。
まずは英語(ないし数学)をあれ程度のレベルまで時間を使って引き上げる
→徐々に比率を下げていく
→理科科目を短期集中で伸ばす
もう一度受験生をやるのであれば、この流れを選ぶかなと思っています。
【参考記事】

その後の同時並行への移行はこちらを参照

0からの理系科目勉強の始め方
英語の基礎が形成できた後、理系教科をどのように伸ばしていくかについても少し話していこうと思います。
理系科目の受験勉強の始め方には、外してはいけないポイントがあるので、参考にして見てください。

【Point】まずは典型問題から
僕が0から受験勉強を始めたならば、まずは徹底的に典型問題を抑えます。
僕が利用していたのは大学への数学でしたが、それでキツイようだったら基礎問題精講を使うかなといったところです。
難関大を目指す人であればあるほど、焦りから過去問などの応用問題を中心とした勉強をしがち。
これはNGですね。
より正確にいうと、NGな場合が多いということです。
応用問題は典型問題の集合体。
頻出のパターンがいくつもまとめて問われているということですね。
当然、典型問題を学んだ後に、それがどのように応用問題の中で問われているかを学んだ方が効率的。
0からやり直すなら基礎からやります。
【補足ツイート】
これは悲しい事実ですが、自分に勉強の才能がないと感じているのであれば、基礎から丁寧に積み上げていくしかありません。
応用問題から全てを理解できるのはいわゆる「天才」。
残念ですが僕も凡人だったので、基礎から頑張って勉強しました。
結果、ちょっとした天才くらいの人には勝てましたね。— 鼎[Kanae]@とーこーだいせい。 (@hu_ncf) 2019年5月12日
【注意】よくある勘違い
よくある勘違いとして
「応用問題を解ける人は、問題の解き方を考える力に長けている。」
そう思われがちですが、実際は全くそんなことありません。
模試などの点数が高い人であっても、応用問題の解き方を1から考えているわけではないんですね。
これは天才のやること。
僕もこんな能力はありません。
では、なぜ問題が解けるのかというと、解き方を知っている典型問題に分解して解いているからです。
例えば「二次関数がx軸と接する条件」と聞けば「(判別式)=0」ですよね。
これは解き方を思いついているのではなく、典型問題として覚えていますよね。
そう、応用問題の解き方も全く同じで、自分が解き方を知っている典型問題に帰着させるというのが目標地点となります。
1から解き方を全て自分で考えるよりも、知っている解き方を使って解く方が圧倒的に効率的。
繰り返しになりますが、理系科目の成績を手っ取り早く伸ばすなら、尽力すべきは応用問題ではなく典型問題です。
0からの受験生メンタル作り

受験というのは、何も勉強法だけの勝負ではありません。
受かる受験生らしいメンタリティを身につける必要がありますね。
冒頭に挙げたツイートの続きですが、
勉強以外の点でいうと、まず最初に考えるべきは3つのみ。
〇勉強の習慣化を行う
〇志望校への勉強計画を立てる
〇他人からの否定を受け流す正しい勉強法に正しいメンタルがあれば、何度でも受かるべくして合格することが可能です。
— 鼎[Kanae]@とーこーだいせい。 (@hu_ncf) 2019年5月18日
これは努力で習得可能なので、やり直しの際は次にあげる思考を大切にします。

勉強の習慣化を行います
まず大切なのは勉強の習慣化。
これは受かる受験生になるためには必須ですね。
勉強のやる気・モチベーションに悩んでいる受験生は多いと思いますが、やる気も非常にロジカルに引き出すことができます。
誰でも勉強を習慣化できる、習慣化の科学については過去に解説した記事があるので、受験生に戻ったとしてもこれを実行するのみですね。
【参考記事】

勉強計画は必須ですね
受験に勉強計画は必須です。
いくら勉強法に詳しいとは言っても、今の自分の状況を理解して、志望校への計画を立てないことには失敗しかねません。
僕がどのような方法で勉強計画を立てていたかについては、過去の記事で詳しく話しています。
この記事の通りに進めていけば、正しい勉強計画が立てられるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
【参考記事】

否定されるのは覚悟の上です
これは周りの環境によりますが、いきなり難関大に向けて勉強を開始すると、ほぼ100%の確率で誰かしらに否定されますね。
「なんで勉強なんかやってるの?」
「お前にその志望校は厳しくね?」
こういった言葉に惑わされないように、対処法を身につけます。
こういった否定に悩まされている受験生は、対処法をまとめているので併せて目を通してください。
【参考記事】

0から始めても、受かる自信ありです

僕は何度知識がなくなったとしても、難関大学に受かる自信ありです。

方法があれば再現可能
というのも、受かるべくして受かる、方法と考え方を持っているからです。
受験は先天的にどうこうではなく、方法論で戦えるということですね。
これは完全に真似可能なので、受験生にはぜひ参考にしてほしいですね。
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それでは今回の記事は以上になります。
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