MARCHレベルの参考書は、これでOK
「MARCHを戦う参考書が知りたい」
「物理の参考書をあまり知らない…」
上記の層の悩みを、完全に解決しますよ。
同じレベルで競い合う受験生たちに、差を付けることさえ可能ですね。
僕がMARCHで受験したのは、青学をセンター利用で取っただけ。
一般は早慶と東工大のみの受験です。
とはいえ、早慶の一般で合格した経験は、MARCHにも応用可能。
実体験から、解説します。
今回の記事では、MARCHや関関同立レベルの大学入試で合格点を取るための、おすすめ参考書の紹介です。
構成はこの流れで行こうかなと。
- MARCHレベルのおすすめ参考書
- その後の過去問への繋げ方
これを使えば、物理に関しては勝負できる。
そんな道筋を見せられるよう執筆ですね。
それでは、下記から本編に移りたいと思います。
MARCHレベルの物理の参考書を、2冊紹介です

MARCH・関関同立の物理を攻略したい。
そんな受験生におすすめする参考書は2冊だけ。
どちらも有名な2冊ですね。

最初に次の6項目を紹介。
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値
- おすすめ度数
その後はさらに詳しく解説です。
「それぞれどんな特徴があるのか」
「評判や口コミはどうなのか」
「ぶっちゃけ、どちらがおすすめなのか」
ここらあたりまで、深掘りしていきます。
良問の風物理
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 30 〜 50
- おすすめ度数
良問の風物理の概要
良問の風は、河合塾シリーズの1冊。
エッセンス、名問の森の中間の難易度ですね。

「良問の風はやらなくていい」
「エッセンス → 名問で十分」
↑こういった意見もよく耳にしますが、僕は完全に反対ですね。
良問の森は、MARCH以上の難関大学で必須となる、物理の典型問題が網羅されています。
MARCHレベルで止まるにしても
それ以上の大学を目指すにしても
出題される問題は、必ずこの典型問題が基本となって構成されています。
それは、僕が合格した東工大も同じですね。
全受験生、このレベルは1冊やるべき。
僕はそう断言しますし、実際使いました。
エッセンスとは違い、力学〜原子までが一冊に網羅されています。
加えて厚くもないのが非常にいいですね。

実体験からも、バランスよく網羅されていたなといった印象ですね。
タイトル通り、良問の集まりかなと。

構成は非常にシンプル。
- 解説と問題が別冊になっている
- ゆえに、問題が羅列される形
- 問題は小問が連続している形
- 解説は必要最低限にまとまっている
この辺りが特徴なのかなと思います。
解説は詳しくも足りなくもない。
演習用の問題集としては非常にちょうどいいですね。
- 別解
- 解くためのワンポイント
- 式+日本語の説明
この辺りはしっかりと書かれています。
問題集なので、公式等の説明はないです。
解説も公式を知っていること前提で進んでいくので、物理の偏差値が50ない人が1冊目に使うと、ちょっとツライかもです。
その場合は、基礎の参考書を追加しましょう。

つながりを考えても、
「エッセンス → 良問」
この流れがいいのかなと思います。

少し心配なのが、小問の集合だけで構成されていること。
入試問題とはギャップがあるのかなと。
これは後ほど詳しく話しますが、良問の風を終えたあとは、十分な過去問演習は必須ですね。
とはいえ、どの小問も実力がつく良問。
努力した分だけ、確実に実力がつく。
そんな参考書であることは、断言します。

良問の風物理の評判・口コミ
物理:良い参考書は知らないですが、問題集だと良問の風(基礎〜やや難)は分量も程々で良い感じ。重要問題集、名問の森は結構難しい
化学:化学の新研究があれば困らないけど難関大レベル。分厚さに滅入るかも。
意外と教科書が過不足なく書いてくれてて良— 白狐💡低浮上 (@Arthur_Lugh) 2019年6月14日
名門はたしかに網羅度は高いし解説も良い
個人的には良問の風は微妙、解説が良くない、しかし網羅度は高い
基礎問題は解説がそこそこ良いが網羅度が低い
基礎問題で基礎の基礎をして良問がいいかも、名門の森までいければその大学は余裕— 富山においでよおじさん (@toyamauni) 2019年6月18日
進学校なので参考にならないかもしれないですが、一学期に回しました
実際あれで得点力格段に伸びたんでオススメです
— y君@チャイ語なんもわからん (@tiikiyoumoji) 2019年4月18日
良問の風は少し難しく、解説はしっかりしています。
同著者のエッセンスと良問は相性がいいですね。
Yahoo!知恵袋
実戦物理重要問題集A問題
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 30 〜 50
- おすすめ度数
物理重要問題集の概要
続いても、有名な参考書。
「重問」の愛称で親しまれていますね。
どちらかというと、化学の参考書として有名かもしれませんが、物理も間違いなく良書です。
良問の風と同様に、一冊で全単元を網羅です。

内容は一年おきに更新。
とはいえ、内容はほぼ変わらないですね。
別に何年の使っても、問題なしかなと。
気になる人は、最新のものを買えばOKです。
こちらもしっかり、別冊になってますね。
青チャートみたく、問題のすぐ下に回答があるのが嫌な人には、ありがたい作りですよね。

良問とも大きな違いは下記の通り。
- 到達範囲が早慶レベル
- てか、ぶっちゃけ名問よりムズい
- 必ず解くべき必解問題がある
特に大きい差は、到達する難易度ですね。
ぶっちゃけ、B問題はマジでむずいです。
よって、この段階で使うべきはA問題のみ。
「A問題のみを全範囲完璧にする」
→ 「B問題に取り組み始める」
重問を使う場合は、この流れがおすすめです。
レイアウトはこちらも無駄がない作り。
解説は良問よりも硬い印象を受けますね。


だいたいですが、
「良問+名問の難易度の範囲」
= 「重問の難易度の範囲」
こう思ってもらってOKかなと。
良問+名問の問題数=約300題
重要問題集の問題数=約150題
これが使い分けの決め手になるかなと。
個人的には、エッセンスが好きだったので、
エッセンス→良問→名問のルートでしたね。

MARCHレベルで止めたい
→ 良問or重問の好きな方
(良問の方が易しめです。)
基礎パターンをしっかり網羅したい
→ 良問の風+名問の森
コスパよく、高難度に対応したい
→ 重要問題集
これに従って選んでもらえればOKです。
物理重要問題集の評判・口コミ
①良問の風
これはエッセンスからの接続がいい。
簡単な入試問題がたくさん並んでいる。一冊完結
②物理重要問題集
これも有名なものだが、買う場合は解答を見てほしい。解答がかなり簡潔に書かれているので丁寧じゃないと思う人もいるかもしれない。そういう場合は①をやるといい。一冊完結— ペリの高校数学・物理(特設) (@Mx48Xyd31ruJ2Q3) 2019年6月22日
物理、化学ともに重要問題集がオススメですよ。
個人的には物理は名門の森のほうが好きです— S。 (@S_s_sakamichi) 2019年6月14日
そもそも、京大工学部や東大の理科I類の物理程度なら、重要問題集全問解ける頭があれば合格点は取れる訳よ。宅浪で多浪してる人達、どのテキストをどのタイミングでどれだけやればいいか分かってない人多過ぎると思う。
— 📷Tada🌻やん🐕+7.2kg,+8.1% (@xxx_whitechapel) 2019年3月1日
重問を仕上げれば、地方旧帝大でボーダー行くか行かないかレベルにはなると思いますよ。
志望校が旧帝大未満なら良問でも良いでしょう。
というのも旧帝以上だと良問の次に名門まで仕上げる必要が出てきますので。
Yahoo!知恵袋
MARCHレベルの物理は、参考書後の過去問が必須

本日のメイントピックは以上なのですが、もう少しこのレベルの物理の参考書に関して深掘りしようと思います。
今回紹介した2冊は確かに神参考書です。
とはいえ、使用後の過去問演習は必須かなと。
もっと言ってしまうと、参考書をやっただけでは本番で点数を取れない可能性が高いですね。
物理の入試問題と参考書は問題形式が異なる
過去問をやりこむべき理由は、問題の構成にあります。
参考書の問題というのは普通、実際の入試問題を改変しての掲載。
実際の物理の入試問題というのは、かなり問題が長いので、それを細切れにして問題集にしているわけです。
考えてみればそうですよね。
入試問題は問題集みたく、小問集合ばかりで構成されているわけではありません。
大問が3つ4つあり、一つの状況設定に置いて深掘りして聞いてきます。
つまり次のことが言えると。
- 問題の難易度的には同じ
- しかし、問題の長さや形式が異なる
参考書では与えられていた数値が、入試問題では前の設問で導くものだったりするわけです。
「この長い問題文に慣れる」
↑これは過去問で十分な対策が必要。
これをするのとしないのでは差がつきます。
僕も物理の参考書と入試問題のギャップで苦しみました
この過去問とのギャップは僕が経験済み。
レベルは違えど、最初は本当に苦しかったですね。
「参考書で頑張った意味あるのかな…」
「もっと難しい参考書をやるべきなのかな」
↑こんな悩みを持ってましたね。

結果的には、過去問演習をしまくって解決したのですが、メンタルはかなりやばかったですね。
その時の支えは、「俺は参考書を完璧にしたから、絶対に実力はついているはず。」
これにはかなり救われた部分があります。
おそらく、多くの受験生が通る道なのかと。
入試問題の対策をスムーズにするためにも
そして、挫折しない自信をつけるためにも
「参考書で十分に実力をつける」
→ 「あとは形式慣れするだけ」
この状況を作っておくことが重要ですね。
今受験生ができることは、参考書で圧倒的に努力して、本当の実力をあげること。
大学受験に近道は存在しませんね。
物理のおすすめ参考書に戻る方はこちらですね。

おすすめ参考書の記事に戻る方はこちらから戻れます。

まだ疑問を解決しきれていない…
その場合は、質問も受け付けています。
下記のいずれかからお問い合わせください。
TwitterのDMが一番確実に返信できます。
質問箱
→ 鼎の質問箱
お問い合わせフォーム
TwitterのDM
質問の返信はお約束できません。
最低限の礼儀は踏まえた上で、質問をお願いしますね。

それでは、この記事は以上になります。
お疲れ様でした。
勉強法の完全講義
僕の知識と経験の集大成として、唯一の有料教材を作成しました。
「才能なしで逆転合格するための、大学受験勉強法の完全講義」ですね。
才能やセンスに依存しない、逆転合格への最短ルートになっています。


おすすめサービス
スタディサプリは、テレビCMでも有名な格安映像授業サービスです。月額980円で、業界屈指の神授業が受け放題。独学で受験に挑む中・高生の、力強い味方になってくれます。期間限定で、2週間の無料体験キャンペーン中。
スタディサプリ進路では、各大学の資料請求・願書取り寄せが可能。「志望校について、まだよく知らない…」そんな方は、目標を具体的にするチャンスです。高校生全員に図書カードを配付中。僕も利用したサービスですね。
