こんにちは。現役東工大生の鼎です。
本記事のテーマは、模試の復習方法。
「模試を受けたはいいものの、復習の方法がわからない」
「復習が大事なのはわかるけど、どうやってやればいいの?」
↑上記を完全解決していきます。
端的にツイートしたのがこちらですね。、
「模試は復習しないと意味が無い」
これはよく聞く言葉ですが、適当に解き直しをする程度の勉強は復習とは言えないですね。正しい模試の復習は3ステップ
✅ステップ①:間違えた問題の原因分析
✅ステップ②:原因の対処法の考案
✅ステップ③:対処法を実践し解き直しシンプルですが、最強です😌
— 鼎[Kanae]@とーこーだいせい。 (@hu_ncf) 2019年5月20日
「模試は復習しないと意味が無い」
これはよく聞く言葉ですが、適当に解き直しをする程度の勉強は復習とは言えないですね。
正しい模試の復習は3ステップ
✅ステップ①:間違えた問題の原因分析
✅ステップ②:原因の対処法の考案
✅ステップ③:対処法を実践し解き直し
シンプルですが、最強です😌
上記を深掘りしていきます。
模試を受けたメリットを100%活かすことのできる復習方法を徹底解説ですね。
模試の復習方法を、徹底解説します

「模試の復習とは、間違えた問題を解き直し、すべて解けるようにすること」
よくある意見ですが、これは完全に間違いですね。
模試に出てきた問題だけ解けるようになっても、効果はたかが知れています。
大切なのは、模試での反省を普段の学習に活かすこと。
とはいえ、そこまで難しい話ではありません。
模試の復習は3ステップでOK。
間違えた原因を探す
→ その対策を考える
→ 対策を踏まえ解き直す
それぞれ具体例をあげながら深掘りしていきます。

①模試で間違えた原因を考える
まずは間違えた問題を分析して、原因を突き止めましょう。
例えば英単語がわからなかったとしましょう。
この原因に対する考察でよくあるのが
「覚えていなかったから」
↑これですね。
確かに間違えてはいないのですが、このレベルの浅い考察だと有効な改善策を打つことができません。
より効率的に模試を活かしたいのであれば、より深い洞察が必要ですね。
具体例を挙げるとこんな感じ。
単純な知識問題
- 参考書で学んだけれど忘れていた
- 知識はあったけど、その知識が問われていることに気づけなかった
- そもそも参考書に乗っていなかった
英語の和訳問題
- 単語が分からなかった
- 文構造が読み取れなかった
- 話の流れがわかっていなかった
数学の応用問題
- 使う基礎知識が分からなかった
- 基礎知識はあったけれど、その知識を使うことに気がつけなかった
- 解法はわかっていたけど記述できなかった解く時間が残されていなかった
同じ問題のミスであったとしても、人によって間違い方が変わってきます。
原因がわからないことには対応のしようがないので、なぜその問題を間違えてしまったかを自分なりに考えぬくことが重要ですね。
②模試の間違いの対策を考える
原因を突き止めることができたら、次はその原因に対する対処法を考えましょう。
先ほどの具体例に対する改善策を考えてみたいと思います。
一回覚えた知識を忘れてしまっていた
- 復習の頻度を改善する
- 忘れやすい知識だけをまとめる
その知識が問われていることに気づけなかった
- 問題のキーワードを見つける
- その基礎知識を復習しておく
解く時間が足りなかった。
- 捨て問を見極められるよう意識
- 問題を解く順番を工夫する
原因を具体的にしたことで、実践的な改善案を出すことができるわけですね。
③模試の間違い箇所を解き直し
一見、対処法まで考えれば良さげですが、頭で分かっているのと実際に実行できることには大きな差があります。
改善策まで考えられたら、実際にその改善策を使って解き直してみましょう。
(普段音勉強からの改善策であれば、それを完全したとして解き直してください。)
これでまだ改善されていないと感じたら、また原因探しからのスタートです。
こうして一つの模試から吸収できることを全て吸収することができれば、いよいよをもって模試の復習は終了。
想像できるかも知れませんが、かなりシンドイですね。
おそらくですが、1日では終わりません。
だからこそ、模試の復習をしている受験生とそうでない人とでは、最終的に大きな差が開いているというわけです。
受験期は実行と改善の繰り返しです
最初はトンチンカンな原因のせいにしてしまったり、効果的でない対策をしてしまうこともあるかと思います。
ただ、これは大事な失敗ですね。
この失敗によって、この原因ではない。
この対処法では改善されないということに気付けるわけです。
模試のたびに、圧倒的成長。これは大きな財産ですよ。
ビジネスの世界では、これをPDCAサイクルと呼んだりもします。
PDCAとは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったものです。
受験勉強に当てはめてみると、
Plan
→ 模試で改善した計画
Do
→ 普段の勉強で実践する
Check
→ 再度模試を受ける
Action
→ 原因と対策法を考える
受験生である間は常にこのサイクルを回し続けて、実行と改善を繰り返せば、必ず勉強は無駄がそぎ落とされ効率化されていきます。
【悲報】模試は復習しないと無価値な件

本来はこの話から先にすべきなのですが、模試の復習の重要性に関しても言及しておきたいと思います。
耳が痛い話かも知れませんが、復習せず模試を受けっぱなしにしていることがどれだけ無駄なことかを論理的に解説ですね。

満点をとったら、進歩ゼロですよ
模試で高得点を取れたら嬉しいですよね。
しかし、言葉を選ばずにいうと、僕は満点の模試は価値ゼロだと考えています。
なぜなら、正解だったということは、その問題は模試を受ける前からできる問題であったということ。
つまり、模試を受けた労力や時間が生んだのは、その問題が正解できるという事実だけなわけです。
気分はいいでしょう。
でも、正解になった問題から得られることとはなんでしょうか。
すでに解ける問題を正解して得られることとはなんでしょうか。
厳密には自分の分析になっているので、完全に価値がゼロというわけではないですが、普段の勉強に活かせることがないという点では無価値に近いですね。
ましてや、間違えた問題・改善できる箇所がたくさんあるにも関わらず、それを放置するのがいかにもったいないのかをわかって欲しいと思っています。
模試の復習をしないのであれば、模試を受ける必要なしですね。
【実体験】僕も過去は復習しなかった
ここまで偉そうに言っている僕も、過去には模試の復習の重要性に気づかずに、受けて結果見て満足している時期がありました。
恥ずかしい限りですね。
模試の結果に一喜一憂するなとは言われても、やっぱり結果が一番気になるし、よかったら喜ぶ、ダメだったら萎えるという典型的なダメパターンでした…
ただ、実体験から言えるのは、模試の復習は気付いた時から実践可能ですね。
今までやってこなかった人も、適当に解き直しだけしていた人も、これから正しく復習していけば必ず効果は出ます。
完全に過去の僕ですが笑
次回から絶対に実践です。
模試の効果は「普段の勉強 × 模試の復習」
これも当たり前の話なのですが、模試は普段の勉強があってこその存在です。
言い換えれば、普段の勉強が正しいかどうかの確認の場であるわけです。
簡単な具体例を挙げると、
英単語を覚えた
→英単語はわかるようになっているか
ベクトルを勉強した
→ベクトルで得点できているか
これを確認して、できていればOK。ダメならPDCAです。
模試の効果は「普段の勉強 × 模試の復習」と言って間違い無いですね。
どちらかをめちゃくちゃ頑張っても、一方が0だったらその積は0です。
また、このことから新たにわかるのは、模試で見るべきは偏差値や志望校判定ではなく、普段の勉強が活きているかどうかということ。
偏差値や志望校判定はぶっちゃけどうでもいいです。
模試の判定が悪くても諦める必要なしです

前述の通り、模試の判定はあくまでおまけと思っていただいて結構です。
各大学の入試問題と模試の問題はかなり傾向が違う場合も多いですし、何よりあなたは入試本番までに成績を伸ばすことができるわけですからね。
判定に振り回されないよう注意です。

【事実】E判定でも逆転可能な件
これも完全に実体験なのですが、E判定からの逆転合格は可能です。
僕は高一から高二まではE判定以外見たことないって感じでしたね。
割と萎えです。
しかし、適切な勉強法を模索しながら日々圧倒的に努力していけば、逆転合格可能な場合は少なくないです。
ありがちな言葉ですみません。
ですが、本当に「諦めたら試合終了」です。
特に大学受験の場合は、諦めてたけどたまたま受かっちゃったということはほとんどないですね。
東工大に逆転合格してきた人(明治に落ちた人など)に総じて言えることは、最後までがむしゃらに努力を続けたということです。
諦めそうな時に読む記事
「とはいえ、不安で仕方がない」
↑こういった人に向けての記事も存在。
少しでも心の支えになればなと思います。
【受験の不安で苦しむ人へ】

【勉強しても偏差値が上がらない人へ】

【自分に自信がない人へ】
https://showd1009.com/2019/01/25/post-2538/
リフレッシュして再スタートです
「勉強の不安は努力で殴り倒せ」
僕も普段はそう伝えています。
それに、本当にそう考えています。
とはいえ、毎日頑張り続けられるほど、人間は強くできてないですね。
僕自身そうだと感じます。
模試で萎えた日くらいは、娯楽に時間を使ってもバチは当たらないですね。
僕が実際に行っていたリフレッシュは下からどうぞ。


模試の復習をして、圧倒的成長です

模試の復習については以上になります。

改善していけば、成長します
繰り返しになりますが、模試の復習を行うということは、成長し続けることと同義ですね。
模試のたびに日々の勉強をアップデートできる人と、そうでない人とでは差が出るのは明白。
どうせなら、成長する側になりましょう。
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必ずの返信は約束できないので悪しからず。
それでは今回の記事は以上になります。
お疲れさまでした!!
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