【最初の暗記法、暴露します】
「暗記が苦手ですぐ忘れる」
「暗記の効率が悪い気がする」
↑上記の悩みを完全解決します。
こんにちは。現役東工大生の鼎です。
先日こんなツイートをしました。
断言しますが、最も効率的な暗記法は間違いなく「繰り返し」です。
これは僕が「学年258位→早慶・東工大合格」を達成した道のりの中で確信となりました。
英単語などの単純暗記の具体的な方法や、その際に使えるコツは近いうちに記事にします。
乞うご期待ですね😌
— 鼎[Kanae]@とーこーだいせい。 (@hu_ncf) 2019年5月21日
断言しますが、最も効率的な暗記法は間違いなく「繰り返し」です。
これは僕が「学年258位→早慶・東工大合格」を達成した道のりの中で確信となりました。
英単語などの単純暗記の具体的な方法や、その際に使えるコツは近いうちに記事にします。
乞うご期待ですね😌
上記を深掘りしていきます。
暗記が苦手な受験生は必読ですよ。
最も効率的な暗記方法の紹介

暗記はすべての科目で必須の勉強事項です。
数学や物理を含めてですね。
暗記が得意になる=勉強が得意になると思って大丈夫です。

具体的な暗記方法の例
英単語であれば一秒一単語、英語→日本語を繰り返しましょう。
この時もし意味がわからなかったとしても、すぐに答えを見てしまって大丈夫です。
というのも、人間忘れる生き物なので、一回やった範囲でも忘れているというのはよくあること。
その度に、「悩む→思い出せない→萎える」を繰り返していると時間が勿体無いので、忘れていても気にせず答えを見て再確認でOKですね。
注意点としては、ダラダラ読むだけはNG。
人間は知識を思い出す「アウトプット」を織り交ぜなければ知識が定着しないので、赤シートや手で隠しながらぱっぱと進めるのが◎ですね。
最初は一つの単語につき一つの意味でOK。
派生語やスペルも後でいいです。
これは英語の学習を効率的に進める上で、優先度1位に持ってくるべきは意味がわかることですからね。
一つの意味がわかると、派生語やスペルも頭に入って来やすくなります。
社会や化学の用語も基本的には一緒です。
とにかく高速で出会う。
なぜこれが重要なのかは後ほど科学的根拠も含めてお話しします。
さらにプラスして、繰り返しの効率を上げるための「白紙法」という暗記方法があります。
自分の弱い知識やその周辺情報を一枚の白紙の紙にまとめて、それを何回も繰り返すという方法です。
自分が知らない情報だけに絞ることで、効率UPが狙えます。
【用意するもの】
コピー用紙
(無地のルーズリーフでも可)
コピー用紙のホルダー
(ルーズリーフの場合は不要)
バインダー
(サイズ注意です。)
実際に実行してみた写真がこちら。

(大学の内容でスミマセン)
これをですね。

こうして…

こうですね。
覚えたらファイルから抜いてOK。
自分だけの、自分が覚えなければいけない知識集を作りましょう。
余談にはなりますが、理系科目の解法暗記はまた方法が変わってくるので、そっちの方が知りたいよという方はこちらからどうぞ。

【結論】最強の暗記方法→繰り返し
上記の英単語の覚え方には、実は重要な暗記法の原理が元となっています。
その最強の暗記法は「繰り返し」。
これが何を意味しているかというと、一回のインプットの質を高めるよりも、何回も出会うことの方が大切ということですね。
一語一秒と言うのは、この繰り返しの回数を高めるための工夫です。
「なぜ繰り返しが最強と言えるのか。」これを脳科学の観点から説明していきます。
繰り返しが最強の暗記方法である理由
人間のインプットした情報というのは、短期記憶として脳の「海馬」という場所に保存されます。
この状態だと、短期記憶の名の通り、時間とともにすぐに忘れてしまうわけですね。
大学受験で使える知識にするためには、短期記憶を長期記憶に変える必要があります。
今勉強している英単語が全て長期記憶になればOK。
そう。「短期記憶→長期記憶」を行う動作というのが繰り返しというわけです。
人間は日常何度も出会う情報(例えば自分の電話番号や住所)などは大切な情報と認識して長期記憶に保存してくれます。
忘れると困りますからね。
これを利用してしまいたい。
英単語を繰り返し繰り返し見ることで、我々の脳はその英単語が重要な情報であるかのように錯覚します。
だから忘れない記憶になると。
もう一度簡単に復習すると、
繰り返す
→脳が大切な情報と錯覚
→短期記憶から長期記憶になる
このロジックがわかると、一秒一単語という方法も納得ですよね。
五感を使う方法は有効だが要注意!?
繰り返し以外にも、暗記を効率化させるテクニックはいくつかあります。
有名なのは五感を使うこと。
視覚以外の情報を利用ですね。
声に出す、CDをきく → 聴覚
書いて覚える →触覚
五感を使うと、脳が刺激され大切な情報として認識。
結果記憶に定着しやすくなります。
ただ、ひとつ注意点としては、書いて覚えるのはたまにならいいのですが、書くの中心の暗記はお勧めできないです。
というのも、書いて覚えることは読んだり声に出すのに比べて、圧倒的に時間がかかるからですね。
時間がかかる=繰り返しの回数が減るということです。
これは本末転倒。
たまに「書かないと覚えられません」という受験生がいますが、これは非常に怪しいです。
なぜなら、書かなくても覚えている情報はたくさんあるからですね。
例えばクラスメイトの名前。最初は忘れたこともあったかもしれませんが、今は全員の名前を覚えているはずです。
これ書いてないですよね。
クラスメイトの名前を紙にひたすら書いていたら変人です笑
スペルを確認するなどの、部分的な利用は推奨ですが、あくまで補助的な方法です。
【朗報】「暗記が苦手」は解決可能

「でも、自分記憶力がないです…」
↑朗報ですが、これは解決可能です。

繰り返したものは覚えてる件
あなたがどれだけ暗記が苦手かはわかりませんが、おそらく「apple」の意味はわかると思います。
しかも、十年後に「appleの意味は?」と聞かれても、おそらく答えられますよね笑
つまり、回数の差はあれど、大量に繰り返せば人間の脳は勝手に覚えてくれますし、長期記憶になった知識は簡単には忘れません。
単語帳の単語もそうなればいいですよね。
ではなぜそれができていないのか。
それは自分への期待値が高いからですね。
期待値を下げればOKです
「暗記が苦手」そういう受験生の多くは、自分の能力を期待しすぎです。
僕のイメージはこんな感じ。
同じ単語を3周しても覚えられなかった。
暗記が苦手ないひと→「3周しても覚えられないなんて、自分にはやっぱり才能がないんだ。」
暗記できる人→「3周して覚えられないのは当然だし、4周目では覚えられるようにしよう。」
こんな感じですね。
多くの人が想像するより、人間は忘れます。僕も超忘れます。
残念ですが、これは変えられませんね。
それならば、忘れること前提で勉強すればOKです。
忘れてることに萎えている時間があったら、一つでも多くの単語に出会う。
こういった期待値を低く保ちながら努力を続ければ、だんだんと知識は定着していきます。
忘れてたらまた覚えれば問題なしですね。
参考までに、僕がどれだけ単語帳を勉強したかを紹介します。
【悲報】僕は100周しました…
これを話すと割と信じてもらえないかもですが、僕はシステム英単語という単語帳を100周しました。
紛れも無い事実です。
残念ながら僕は人並みの記憶力だったので、繰り返しの量で勝負せざるを得なかったですね。
とはいえ、いくつかコツを知っていないと100周することは難しいので、実体験で得たコツをまとめた記事を書きました。
まだ参考書を繰り返す感覚がつかめていない受験生にとっては、非常に参考になる記事になっていると思います。
必読ですよ。

【結論】暗記法は人生を豊かにしますね

効率的な暗記の方法がわかると、冗談抜きで人生が豊かになっていきますね。
これは完全に実体験です。

何を学ぶにも暗記は必要です
暗記は何かを学ぶ上での土台。
何を学ぶにも必要になってきます。
僕は大学に入ってからも、
- プログラミング
- ブログの書き方
- 第二外国語
- etc.
新たなことを学び続けていますが、繰り返すという最強の方法は何にでも有効です。
寿命100年時代かもなので、受験生の間に暗記のコツを掴んでおくと、この先楽できるかもですね。
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それでは今回の記事は以上になります。
お疲れさまでした!!
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