こんにちは。
現役東工大生の鼎(@hu_ncf)です。
本記事は、センターで化学基礎を受ける受験生向けとなっています。
- センター化学基礎を攻略したい
- 理科基礎は高得点を狙っている
- でも参考書はよく分からない…
- おすすめの問題集が知りたい!
上記に当てはまれば、読む価値アリ。
取りたい点数ごとに、目標達成が可能なおすすめの参考書・問題集を紹介していきますね。
記事内容のネタバレは以下の通り。
- センター6割までの問題集
- センター8割までの問題集
- センター満点向けの問題集
ちなみに以下の参考書を紹介します。
詳しい内容が気になる方は、以下から本編に入っていきましょう!!
化学基礎のおすすめ問題集・参考書5選【6割〜満点】

おすすめ問題集・参考書を、センターの目標点数ごとに解説していきます。
自分が化学基礎で取りたい点数に合わせて、適切な参考書を選ぶようにしましょう。
センター化学基礎6割まで
化学基礎の解法が面白いほどわかる本
- 参考書の形式 講義系
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 30 〜 60
- おすすめ度数
まずは講義系の参考書の紹介です。
化学基礎を学んでいくと、問題を解くだけでは理解できないことにもたくさん出会います。
そのときに、面白いほどわかる本が1冊あると、疑問をすぐに解決することが可能ですよ。

著者は数学・物理においても名著を出している「坂田アキラ」氏。
特に基礎的内容に関して、初学者にも分かりやすい解説が特徴的です。
坂田アキラ…いったい何人いるんだ… pic.twitter.com/jk9zfH26jX
— Kenji (@Kenji_ro2) May 28, 2018
化学基礎の基本的な知識や、問題を解く上でのポイントをわかりやすく解説されています。
※表紙の可愛い女の子は、本の中には出てきません…
初学者におすすめな理由も複数存在。
- 図が多めに用いられている
- 計算式の過程が丁寧に記載
- 硬すぎない説明口調の解説
まさに、痒い所に手が届く参考書です。
教科書でも代用可能なのですが…
ぶっちゃけ、教科書って説明が硬いですし、抵抗を覚えている人も多いはず。

- 化学基礎の知識がほぼゼロ
- 1から頑張っていきたい
- 問題から学び取るのが苦手
- 講義系参考書が1冊欲しい
上記の人には非常にオススメできる参考書となっています。
化学基礎の必修整理ノート
- 参考書の形式 問題集
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 30 〜 55
- おすすめ度数
続いては、問題集の紹介です。
下記の様な穴埋め形式ですね。

実際に問題を解きつつ、間違えた問題を復習することで知識を定着させていきます。
載っている問題のレベル的には、初学者でも利用可能な難易度なので、安心してOKです。

化学基礎のNGな勉強法として、
知識ばかりつけて満足する
これをしてしまう人が多いですね。
- 教科書
- 講義系参考書
- 一問一答
これらの教材は必要な知識をつける上で非常に便利なのですが、人は知識を覚えただけでは使えません。
自分の中にある知識を、実際の問題でアウトプットする。
この過程を踏まないと、いざ本番で点数に結びつきません。
必修整理ノートで、この練習を積んでいくといいですね。
化学の必修整理ノートのおかげで化学アレルギー解消しつつある
— ヘリッシュ改 (@Hellish_TK) September 18, 2014
必修整理ノート隅から隅までやってるとめっちゃインプットされてる感があってモチベあがってくわ
— 八雲@名取すこ(一応サブ垢) (@Yakumo_patapata) June 4, 2019
センター化学基礎 過去問
- 参考書の形式 過去問
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 30 〜 75
- おすすめ度数
続いて、最重要である過去問ですね。
これは全受験生必ず使用するでしょう。

大学受験において過去問は、各大学から渡されるカンニングペーパーの様なもの。
これ以上ない問題集と言えるのかなと。
特にセンター試験は形式の変化が少なく、過去問演習での知識がダイレクトに活きてくるので、どんなに少なくとも5年分は解いておきたいところですね。
基本的には時間を測って、本番同様に演習してあげましょう。
間違えた問題を覚えるのはもちろん。
- なぜ間違えてしまったのか
- 次にどうしたら解けるのか
- そのためには今の勉強でいいか
- 今後どう改善していくのか
ここまで深掘りして考えられるといいですね。
詳しい過去問演習のやり方に関しては、過去に記事にしているので併せてご覧ください。

もちろん、わからない内容があれば、教科書や講義系の参考書で都度確認をしましょう。
上記までの3冊をやり込めば、確実にセンター化学基礎6割に到達可能と断言しますね。
ここから先は、8割までの道です。
センター化学基礎8割まで
短期攻略センター化学基礎
- 参考書の形式 問題集
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 50 〜 65
- おすすめ度数
化学基礎の基本的な知識が身についた後は、より高得点を目指すために、センターの問題の中でも難しめの問題を解ける様にする必要があります。
その難しめの問題を集中して攻略できるのが、この「短期攻略センター化学基礎」ですね。

もちろん、センター形式の問題集。
合否を分ける難易度の問題の、適切な解き方を学ぶことが可能です。
短期攻略というだけあって、直前期からでも使用可能。
1週間 〜 1ヶ月
上記の期間中で、完成せましょう。
特に文系の受験生は、配点が高く2次にも利用する、英語・国語・社会を中心に勉強すべきですからね。
- センター本番まで時間がない
- ある程度科学を勉強している
- でも、最近伸び悩んできてる
- あと一歩、点数を伸ばしたい
上記に当てはまれば、かなりの効果を発揮してくれる1冊であることは間違いありません。
- 過去問
- 講義系参考書
- 短期攻略
この問題集・参考書で、センター化学基礎8割の壁を突破してしまいましょう!!
最後はさらなる高みを目指す人へ。
満点を狙いにいくための問題集を紹介します。
センター化学基礎満点向け
センター化学基礎 実践問題集
- 参考書の形式 過去問
- 問題の難易度
- 全体の問題数
- 解説の詳しさ
- 構成の完成度
- 推奨の偏差値 50 〜 75
- おすすめ度数
ここからはもはや、実践経験を積んでいくしかありません。
しかし、過去問の数は有限ですね…
遡りすぎると、旧課程の内容になったりして、意外と練習できなかったりします。

その際に利用して欲しいのが、駿台から出版されている「実践問題集」ですね。
- 過去の実践模試の過去問
- センターに似せた練習問題
上記が集められた問題集となってます。
ほぼほぼ、過去問として利用可能です。
近年の傾向に合わせて作られているので、ぶっちゃけ数年前の過去問より参考になります。
前述の通り、僕は化学基礎での受験はしていませんが…
- センター数学
- センター英語
- センター物理
- センター化学
これらの科目は、できるだけ過去問を解いたあと、実践問題集でさらに演習を積みました。
ここまでの問題集・参考書で物足りない人は、手を出してみることを強くオススメします。

ちなみに、駿台からは過去問も出版されています。
見た目が酷似しているので、購入の際には間違えない様にお願いします!!
左:センター過去問(青本)
右:実践問題集(オリジナル)
化学基礎のセンター対策おすすめ問題集・参考書まとめ

本記事では「化学基礎のおすすめ問題集・参考書5選」について解説しました。
僕は化学基礎で受験したわけではありませんが、根本的な勉強法は同じですね。
- 基本的には問題集で演習を積む
- 分からない内容を参考書で確認
- 知識を過去問でアウトプット
このサイクルを継続すれば、センター化学基礎は満点の奪取も可能と断言しますよ。
最強の参考書で、最高の結果を目指しましょう。
以上、東工大生の鼎(@hu_ncf)でした。

化学のおすすめ参考書の、まとめページに戻る方はこちらから。

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