化学の勉強法を、現役の東工大生が解説します【単純暗記からの解放】

化学の勉強法を、全て公開します。

「化学って勉強法がよくわからない」

「やってはいるけど、合ってるの?」

「なかなか成績伸びないんだけど…」

これはかなり危ない状況ですよ。

そのままなんとなく勉強していると、あっという間に入試本番になりますね。

 

とはいえ、それはこの記事で解決可能。

今日から実践可能な、確実に成績の伸びる、化学の勉強法を紹介していきます。

 

現役の東工大生の僕が、自分の知っている化学の知識を、全て公開しつつ解説。

  • 東工大に現役で合格
  • 慶應・早稲田の理工学部も合格
  • センター化学は、1問ミス

この経験をシェアできればなと。

 

この記事の構成は、次の通りです。

  1. 化学の科目的な性質を解説
  2. 化学の勉強法の全体像を紹介
  3. それをさらに詳しく深掘り

順に分かりやすく、解説していきます。

 

この記事をすべて読めば、大学受験の化学の勉強法で困ることはなくなるかなと。

あとは、努力あるのみですね。

化学の勉強法を、現役の東工大生の僕が解説

メイントピックに入る前に…

  1. 化学の科目的性質はどんな感じか
  2. 勉強の大まかな流れはどうなのか

この二点を先に解説です。

まずは「化学がどういう科目か」を理解しましょう

まず化学という科目の性質について話していこうと思います。

 

よく言われるのは、主要理科科目の物理、化学、生物はそれぞれ暗記と理解の比率が異なり物理は理解中心、生物は暗記中心。

そして化学は両方がバランスよく出題される。

 

そして暗記量の比が『物理:化学:生物=2:6:10』というのもまぁ感覚的には分かる話です。

あくまで「感覚的には」ですが笑

でもこれってどうなんですかねー。

結構怪しくないですか?笑

 

今までこのサイトの記事を何個か読んだ人ならきっとわかると思うんですけど、結局理解分野と呼ばれている分野でも暗記ってちょー大切なんすよね。

逆に言えば生物だって、ちゃんとした勉強法が無いと理解できないもんは理解できないんですよ。

 

教科毎に小手先の方法論で勉強法を変える必要なんてないわけです。

英語と数学と物理の勉強法を見比べてもらえば気づくことができる思うんですけど、ほとんど違いなんてないんですよね。

 

基礎知識を徹底し、典型パターンを抑え、発展問題を典型パターンに帰着していく。

これは何かを習得するための本質をついていると思います

 

大学受験なんて所詮範囲の決められた学習。

これで上手くいくようにできてるんですよ。

まぁこれを徹底するのが大変なんですけど….

 

前置きが長くなりましたが、化学においてもこれは変わりません。

というより、そんなんで変わったら本質でも何でもないわけです。

 

化学もさあ勉強しようとなったら、早速新演習とかをやり始める人がいるわけです。

勝手に難しいことやって、努力しているのに自滅するパターン。

化学だって基礎からやるんです。

 

必要な知識を完全に頭に入れ、その使い方のパターンを知り、どんな問題が来たとしても落ち着いてそのいずれかのパターンに持ち込める。

この境地を目指していく勉強法となります。

 

化学の勉強の、大まかな流れを教えます

化学の勉強の全体像を、先に理解しましょう。

化学でも、基礎からの積み上げですね

どの教科でもそうなのですが…

勉強の基本は、基礎からの積み上げです。

 

化学に関して具体化すると、

  1. 出てくる知識を正確に暗記する
  2. 典型問題のパターンを覚える
  3. 上記を応用問題に活かしていく

この流れで進めるのが◎ですね。

 

各段階の詳しい勉強のやり方。

これは後述するので、要確認ですね。

 

分野ごとの学習の順番

最初に述べた通り、化学は『理論化学』そして『無機化学』と『有機化学』の3つに大きく分けることができます。

これらを学ぶ上で大切なのが学ぶ順番です。

 

さっきあんだけ勉強法に関して、教科ごとに変える必要はないといったんだからどれから学んだって一緒じゃないのか。

そう思われる人もいるかもしれません。

しかし、そうもいかないから記事にしてるんです。

 

これら3つの分野に対して独立していると考えてしまうのは危険です。

なぜならば『無機化学の基礎』そして『有機化学の基礎』の根底には、『理論化学の基礎』があるからです。

理論化学は化学における、いわば言語の役割を果たしているといっていいでしょう。

 

物理の基礎を学ぶ前に数学の基礎を覚えますよね。

それは物理という学問が数式の上で成り立っているという事実があるからです。

 

無機化学、有機化学は理論化学を学習している前提で始まります。

また、入試に出題頻度では、無機化学<有機化学の傾向が強いです。

 

したがって化学を学習する順番は、理論→有機→無機を強くお勧めします。

 

まだ学校で習っていないという場合はその限りではなく、無機と有機の順番は入れ替えても問題ありません。

理論化学を最初に学ぶそれだけは徹底してください。

全体像を見ることも大切

化学の勉強で最も難しい点は

学ぶ順番が大切、かつ全体像を見ることも大切

という逆説的な点です。

 

理論化学を発展問題まで完璧にして、次に有機化学、無機化学と進めれば万事ok。

それだったら話が早いのですが、そうは問屋が卸さない。厄介なことに、理論が無機と有機の基礎であったように、3つそれぞれがお互いの分野にちょくちょく顔を出してきます。

 

ここで一回全体像を見ておくとちょー楽できます。

そう。ある程度すべての分野の基礎を学ぶことで比較的スムーズに分野ごとの発展的な内容に入っていけるというわけです。

 

『学ぶ順番』と『全体像を見ること』

それを意識するだけで他の受験生と大きな差をつけることができます。

 

じゃあ具体的にどんな勉強をしていけばいいのか。

それを次に話していこうと思います。


化学の勉強を、具体的に深掘りしていきます

ここからは具体的な勉強法に入っていきます。

自分にあった段階から始めていきましょう。

化学の勉強の基礎は、いかに暗記できるかですね

まずは理論化学の基礎編から始めましょう。

基礎の参考書の理論化学の分野を先に何週もして完璧にします。

ほかの教科同様、基礎知識を詰め込んでください。

 

結構簡単に完璧にしますって書いてますが、ここで挫折を味わう人が一番多いと思います

特にmol計算でつまずく人が多い印象ですね。意識すべきこととして、これも勉強全般に言えることですが、特に化学では言葉の定義を確実に抑えてください

 

『mol』とは何を表す単位なのか。

『原子量』とは何を表す量で単位はどう表されるか。

ここで躓いている人の多くは上の質問に答えることができません。

「このような新しい概念の定義を覚えていないと化学は全くできるようにならない」ということに注意してください。

 

この際に知らない化合物が出てきたらすぐ調べてしまって構いません。

てか、悩まずすぐ調べてください。

 

例えば、エタンやメタノールやアセチレンなど有機化合物は、よく分子式なしで出題されていたりしますからね。

 

化合物の種類は、無機化学と有機化学で体系的に理解できるので、そこまでは暗記は不要です。

ガンガン調べまくって理論の範囲で基礎的な問題の方に集中し、抜けがないようにしましょう。

 

おすすめの参考書はこちらです。

【朗報】化学の基礎の参考書を探しなら、これで解決【知識ゼロでOK】化学の基礎の参考書は、これでOK 「化学の1冊目の参考書を探してる」 「使用してる参考書が、難しい...」 最...

 

それができたら有機の基礎、無機の基礎と順に完璧にしていき、ここでようやくある程度化学という科目の全体像というものをとらえることができます。

理論化学を完璧にできた人なら、絶対無機と有機は乗り越えられますね。

MARCHレベルの化学は、典型問題を抑えましょう

ここも他の教科と同じですよ。

化学にも典型パターンが存在します

 

この問題が来たらあの公式を使う。

あの問題が来たらこの計算をすれば答えがでる。

これを意識するのとしないのでは、同じ参考書をやったとしても雲泥の差が出てしまんですよね。

 

例えば簡単な例でいうと、浸透圧という文字を見た瞬間『ファントホッフの法則 Π=cRT』が頭の中から跳び出てくるか。

酢酸と酢酸ナトリウムの混合溶液を見た瞬間『緩衝液』が頭をよぎるか。

これらえげつないほど効果を発揮するんですよ。

 

良問が集まった、化学の参考書はこちら。

MARCHレベルの化学を、攻略する参考書はコレ【合格点に到達可能】【MARCHレベルの攻略は、コレで可能】 「MARCHの化学を攻略したい」 「でも、参考書で迷ってる...」 「今...

 

最初は理解できなくても問題が解けることを優先してください。

この記事も読んで参考にして典型パターンを頭にぶち込みましょう。

https://showd1009.com/2018/09/17/post-265/

 

このパターンを頭に入れることで発展問題と戦うための基礎が出来上がります。

化学の応用問題は、典型問題で構成されています

いよいよ応用問題ですね。

化学の応用問題は計算が複雑なうえ、何を聞いているか分かりにくくされています。

 

しかし、それを乗り越えるために典型パターンを抑えました。

色んな記事で何回も何回も言っていますが、応用問題、発展問題は典型パターンを組み合わせたものを上手に隠してあるだけです。

 

一見見たこともない問題かのようにお化粧されているだけなんですよね。

特に化学は計算を煩雑にすることで誤魔化されていたりするわけです。

 

しかし、一つ一つ丁寧に追っていけば、ほぼ間違いなく典型パターンに帰着できます。(一部東工大選択問題のように単純に高度な知識が求められることもありますが)

早稲田だろうが慶應だろうが東工大だろうがその点は全部同じです

 

数値とか表現を易しくすれば標準的な問題に分解できるようになってます。

センス無くても解けるようにできてるんすよ。

 

その感覚を発展問題を扱っている参考書で、直に問題に触れながらこの感覚を学んでいきます。

躓いたら答えを確認し、どの典型パターンだったのか。

どうやったらそのことに気づけたのかを考える癖をつけてください。

 

その一つ一つの積み重ねが、発展問題を解けるようにする唯一の道です

 

何か魔法のような勉強法を求めてこの記事を読んでいる人には、がっかりする内容かもしれませんね笑

結局本質を突いた王道の勉強法が最強なんです。

 

下記の中から、参考書を選んで実践ですね。

東大・医学部の化学を、対策可能な参考書は3冊【東工大生の僕が助言】最難関の化学を、攻略です。 「東大・医学部を受験したい」 「でも、化学の参考書で迷い中」 「今使っている参考書が不...

 

でも、ここまで完璧にしてきた人ならできます。

僕ができてるんですよ?

皆さんができないことなんてねーんすよ。

 

今成績が伸びていない人に必要なのは、正しい勉強法です。

そして今それがここにある。

行動するか、諦めるかは自分で決めてください。

化学の勉強法に関係する、おすすめな記事を紹介です

物理の勉強法を解説してきましたが、この記事では伝えきれていない細かい勉強法がたくさんあります。

これらに関しては別の記事で解説しているので、関連記事の紹介をしていきたいと思います!!

化学のおすすめ参考書の、まとめ記事を作成しました

化学の勉強法は分かった。

けど実際何を使って勉強すれば…

そんな人のために、ここから選んでおけば間違いないというおすすめ参考書を選びました!!

 

記事中に出てきた記事が、全てまとまっています。

 

レベル別でどんな人でも参考になる内容になっているので、ぜひぜひ目を通してみてください。

【結論】化学のおすすめ参考書ってどれ?【難易度別に解説です】【化学のおすすめ参考書、教えます】 「どの参考書を使えばいいか分からない」 「今使っている参考書が正しいか分からない...

化学の参考書の、具体的な勉強法まで言及します

今回の記事は大まかな流れについての記事でした。

具体的にどうやって参考書を進めたらいいのか。

これも詳しく解説してみました!!

 

何周すればいいのか。

復習はどうすればいいのか。

そんな疑問を解決する記事になっています。

参考書の進め方は、5ステップでOKです【どの科目にも、応用可能】こんにちは。現役東工大生の鼎です。 本記事のテーマは、参考書の進め方。 「参考書の使い方がわからない」 「今のまま伸びる気がし...

勉強法で重要だった点を、もう一度確認しましょう

point化学は学ぶ順番が重要。

 

お勧めは『理論→有機→無機

 

先に基礎を全分野完璧にして、全体像を把握することが大切。

 

それさえ意識して取り組むことができれば、「基礎知識→典型パターン→問題を典型パターンに分解

 

この最強勉強法に帰着できる。

こんなところで化学の勉強法としたいと思います。

 

今回の記事はあくまで概要になっています。

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それでは今回の記事は以上になります。

お疲れさまでした!!